太陽の光は輝き、夜は月夜の姿を映し出す 保坂兄弟(保坂学と保坂耕司)のアラブ放浪記
こんにちは
保坂学です。
前回のブログの続編です。
※前回見てない方は是非チェックしてみて下さい。
1話
https://manabuhosaka.muragon.com/entry/11.html
2話
https://manabuhosaka.muragon.com/entry/12.html
3話
https://manabuhosaka.muragon.com/entry/13.html
前回ブログを見れなかった方へあらすじ
グランドモスクの中にある、世界一のペルシャ絨毯や華麗な装飾のことや、世界で一番大きくて、豪華絢爛に建築されたこと、施工に関わった人数も全て世界一を誇っている話
今回の記事テーマは、モスクの外観やその周辺の話になります。かなり昔の携帯写真なので、画像悪いですが、ご愛嬌ってことにしてね。
礼拝堂に続く廊下は、1000を越える大理石の柱に囲まれ、その柱には花柄が手彫りで彫られています。
赤とも青とも言える甘美ある調和のとれた色が、純白のグランドモスクを彩っています。
この手彫りの柱は、16世紀イタリアの手法です。柱の柄は、UAEに多く自生するヤシの木をイメージしています。
初代大統領のシェイク ザイード ビン スルタン アル ナヒヤーン氏は、未来展望や強固な理念を常に持っていました。
unites the world「世界をひとつに」というスローガンを建設に掲げていました。
イタリア、ドイツ、モロッコ、トルコ、中国、イギリス、ニュージーランド、ギリシャ、そしてアラブ首長国連邦の3000人以上の技術者と38社の建設会社が携わって議論し、長い時代を耐え抜く、美しい素材に拘ったそうです。
彼は未来を見据えている洞察力で、世界中から人、モノ、技術を集め、このモスクを世界最高峰の建造物を目指しました。
しかし、彼は完成を見ることは無く他界してしまいました。
今のモスクの姿は、彼が一番望んでいたことでしょう。
このモスクは、その姿を映し出す池に囲まれていて、美しさが強調されています。
白い大理石とゴールドは太陽の光の中で輝き、夜は月の姿を映し出します。
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